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Tech Collect 特集 · AIサービス比較

ChatGPT・Gemini・Claude以外にもある
汎用AIサブスク10社を価格で比較する

2026年9月時点、汎用的に使えるサブスクリプション型のAIチャット・エージェントサービスは、ChatGPTやGemini、Claudeの3強だけではありません。 米国のOpenAI・Google・Anthropic・xAI・Microsoft、フランスのMistral AI、プライバシー重視のVenice.ai、 中国のXiaomiが手がけるMiMoとAlibabaが手がけるQwenまで、選択肢は広がっています。 エントリープランは月4.99ドルから、上位プランは月300ドルまで価格帯が大きく分かれ、 検索特化・SNS連携・プライバシー保護など特徴もそれぞれ異なります。画像・動画生成専用のAIとローカル実行のAIは対象から外し、 日常の対話や作業を任せる汎用エージェントAIのサブスクリプションに絞って、価格と機能を整理しました。

01定番3強の最新プラン——ChatGPT・Gemini・Claude

米OpenAIのChatGPT、米GoogleのGemini、米AnthropicのClaudeは、無料プランに加えて 月20ドル前後のエントリープランを持つ点でほぼ揃っています。差が出るのは上位プランです。

ChatGPT(OpenAI)

無料・Go(月8ドル)・Plus(月20ドル)・Pro(月100〜200ドル)・Business(1人あたり月25ドル)の5段階です。 PlusはGo比で広告が外れ、ディープリサーチやCodex、プロジェクト機能などに対応します (IntuitionLabsの比較記事、 OpenAI公式の料金ページ)。 2026年9月3日に投入された最新モデル「GPT-6 Astra」への需要が想定を超え、2026年9月10日時点でPro(月200ドル)プランの新規申し込み・アップグレードを 一時停止しているとFortuneや CIO.comが報じています。 画像生成の「GPT Image」はチャット内に統合済みで、動画生成の「Sora」もPlus(720p・最大20秒)・Pro(1080p・最大20秒)向けに統合が進んでいます (PCWorld)。 コーディングはPlus以上でエージェント型の「Codex」が使えます。

Gemini(Google)

無料・AI Plus(月725円)・AI Pro(月2,900円)・AI Ultra(月14,500円〜32,000円)の4段階です (Google公式のサブスクリプションページ)。 AI Ultraは2026年5月のGoogle I/Oで月249.99ドルから月99.99ドルへ大幅に値下げされ、より手が届く価格になりました (Engadget)。 AI ProではGemini 3 Proやディープサーチ、エージェント機能に加えて5TBのクラウドストレージが付きます。 画像生成は「Nano Banana」(上位版はNano Banana Pro)、動画生成は「Veo 3.1」が使え、4〜8秒のクリップを720p〜4Kで生成できますが、 いずれもAI ProまたはUltraへの加入が前提です (Tech Jack Solutionsの解説)。

Claude(Anthropic)

無料・Pro(月17ドル、年払い時。月払いは20ドル)・Max(5倍の使用量で月100ドル、20倍で月200ドル)・Team(標準シート月20ドル、 Claude Code向けのプレミアムシートは月100ドル)・Enterpriseの構成です (Anthropic公式の料金ページ)。 タスクの委任・スケジューリングやClaude Codeなどの機能はPro以上で使えます。 一方で画像・動画を生成するモデルは搭載していません。これはディープフェイクのリスクを避けるための意図的な設計判断だとされており (Stackademicの解説)、 画像を扱う場面ではSVGコードやReactベースの「Artifacts」として視覚化する形になります。

定番3強の主要プラン
サービス無料エントリー有料上位プラン特徴
ChatGPTOpenAI・米国 $0 Go $8 Pro $100〜200200ドルは新規受付一時停止中 Codex・GPT Image・Sora動画に対応
GeminiGoogle・米国 ¥0 AI Plus ¥725 AI Ultra ¥14,500〜32,000 Nano Banana画像・Veo動画(Pro以上)
ClaudeAnthropic・米国 $0 Pro $17〜20 Max $100〜200 Claude Code中心・画像生成は非搭載
3強のエントリー価格はどれも月20ドル前後に揃うが、上位プランは100〜200ドルまで開きがある。

02検索とエージェントに強いPerplexity

Perplexityは検索・リサーチに強みを持つAIサービスで、無料・Pro(月20ドル)・Max(月200ドル、または年払いで年2,000ドル)の3段階です (Finoutの解説、 Perplexity公式の料金ページ)。 Maxでは複数のAIモデルの回答を並べて比較する「Model Council」や、ブラウザ経由でタスクを自動実行するエージェント機能「Perplexity Computer」の クレジットが月10,000クレジット付き、Labs機能も無制限に使えます (GeoToolboxの解説)。 画像生成もPro以上のiOS/Androidアプリで利用でき、Nano Banana・Seedream 4.5・GPT Image 2などモデルを選べますが、 個人向けプランで生成した画像は非商用利用に限られます。2026年には動画生成機能も追加されました (Tom's Guideの報道)。

編集メモ 複数のAIサブスクを契約している開発者の方であれば、1つのMax契約に集約できる点はコスト面で気になるところではないでしょうか。

03Xと一体化するGrok(xAI)

イーロン・マスク氏のxAIが開発するGrokは、無料でも最新モデル「Grok 4.6」に触れられる一方、有料プランは4段階と多めです。 SuperGrok Lite(月10ドル)・SuperGrok(月30ドル、最も人気)・SuperGrok Plus(月100ドル)・SuperGrok Heavy(月300ドル)という構成です (CloudZeroの解説、 xAI公式の料金ページ)。 SuperGrok以上では常時稼働のエージェント「Grok Bot」が使え、Heavyでは複数のエージェントが協調して回答する仕組みに加えて X(旧Twitter)のPremium+が連携アカウント経由で付帯します (AI Toolboxの解説)。

Xのアカウントと連携した料金体系は他社にはない特徴で、Xを普段使わない方にとっては評価しづらい部分かもしれません。

画像・動画生成機能「Grok Imagine」は、他社と比べて表現規制の緩さが際立っていました。2025年には実在の人物、未成年を含む画像を性的な文脈に 加工できる問題が発生し(Wikipedia「Grok sexual deepfake scandal」、 19th Newsの報道)、 xAIは2026年1月9日に画像生成を有料会員限定にし、3月19日には無料での利用自体を廃止してフィルターを強化しました。現在は裸体表現や 実在人物を性的に描写する指示をブロックする方向に転換しています (Sloane.worldの解説)。

04Copilotは単体販売終了、Microsoft 365に統合

Microsoftは2025年10月1日、単体プランだった「Copilot Pro」(月20ドル)の新規販売を終了し、既存契約も2026年8月1日にサポートが終了しました。 代わりにOfficeアプリと6TBのストレージを含む「Microsoft 365 Premium」(月19.99ドル程度)へ機能を統合しています (GoSearchの解説、 Oreate AIの解説)。 個人向けのMicrosoft 365 Personal(月9.99ドル程度)・Family(月12.99ドル程度)にもCopilotが含まれるようになり、 法人向けはBusinessが1人あたり月21〜25ドル、Enterpriseが月30ドルです (Microsoft公式の料金ページ)。

単体のAIチャットとしてではなく、Office製品の一部として使う前提に変わった点が他社との大きな違いです。

画像生成はCopilot内蔵の「Image Creator」(GPT-Image-1.5ベース)とMicrosoft Designerで対応し、動画は「Clipchamp」との連携や Notebook要約を短い動画にする「Video Overviews」機能があります (Rob Quickendenのブログ)。 コーディング支援そのものは開発者向けの別製品「GitHub Copilot」が担っており、消費者向けCopilotとは分かれています。

05Le ChatからVibeへ——Mistralのワークエージェント

フランスのMistral AIが提供していたチャットサービス「Le Chat」は、2026年5月28日に「Vibe」へ改称されました。 単に質問に答えるチャットボットから、タスクを計画してユーザーの承認を得たうえで複数のツールを横断して実行するエージェントへと役割が変わっています (Winbuzzerの報道、 Mistral公式のヘルプ記事)。 普段の作業向け「Vibe Work」とコーディング向け「Vibe Code」の2モードがあり (Mistral公式のVibe紹介ページ)、 料金は無料・Pro(月14.99ドル)・Team(月払い1人あたり24.99ドル、年払いなら19.99ドル)・Enterpriseの構成です (FelloAIの解説)。 画像生成はBlack Forest Labsの「Flux Pro」モデルを使って行え、視覚資料の解析にはPixtral Largeが使われています (VentureBeatの報道)。 動画生成については公式サイトに明確な記載は見当たりませんでした。

06検閲に対抗するVenice.ai

Venice.aiは「Uncensored AI」を掲げるプライバシー重視のプラットフォームです。匿名化・ゼロデータ保持・信頼実行環境(TEE)・ エンドツーエンド暗号化という4層構造で、会話内容が本人以外に渡らないことをうたっています (Venice.ai公式サイト)。 最大の特徴は、Claude・Gemini・GPT・DeepSeek・Mistral・Llama・Qwenなど複数プロバイダーのモデルを1つの窓口で切り替えて使える点です。 料金は無料(テキスト10プロンプト/日)・Pro(月18ドル)・Pro+(月68ドル、最も人気)・Max(月200ドル)の4段階で、 年払いだと10%割引になります(CostBenchの解説)。

編集メモ 複数のAPIを個人のスクリプトで切り替えて使う場面は多いので、1つの窓口でモデルを選べる設計は一度試してみたいところです。

07Xiaomiが仕掛けるMiMo

中国Xiaomiが展開するMiMoは、セットアップ不要のチャット窓口に加えて、専門家向けの統合デスクトップアプリ、 OpenAI・Anthropic互換のAPIゲートウェイ、コーディング支援ツール「MiMo Code」、オンデマンドのクラウドエージェント「MiMo Claw」までを ひとまとめにしたサービスです(MiMo公式サイト)。 ここまでの8サービスと違い、月額固定のサブスクリプションではなくトークン従量課金が基本で、 主力モデル「V2.6-Pro」は入力100万トークンあたり0.435ドル・出力0.87ドルという価格です (MiMo公式のToken Plan解説)。 MiMo Clawには期間限定で月14.9元という案内も出ており、法人向けのTeam Planも用意されています。

主力モデル「MiMo-V2.5」は画像・動画・音声を含む「フルモーダル」対応をうたっていますが、公式の説明を見る限りその強みは画像・動画・音声の 理解(読み取り)が中心で、テキスト読み上げ(TTS)以外に画像・動画そのものを生成する専用機能への言及は見当たりません (Xiaomi公式のMiMo-V2.5解説)。 コーディングは「MiMo Code」が担い、VS Code・Cursor・Cline・Zedと連携できるオープンソースのターミナル型エージェントです。

消費者向けの固定料金プランというより、開発者がAPI経由で組み込む使い方を主眼にしたサービスだと感じます。料金体系が他社と大きく異なる分、 自分のアプリに組み込むならまず従量課金の単価を見比べる必要がありそうです。

08チャットは無料のままのAlibaba・Qwen

中国Alibabaが手がけるQwen(通義千問)は、チャットサービス chat.qwen.ai を2026年9月時点でも登録不要・完全無料で提供しています。 ChatGPTやGeminiのように段階的な有料プランを設ける方式は取っていません (eesel AIの解説)。

有料の窓口はチャット本体ではなく、開発者向けのAPI従量課金と、コーディングエージェント向けの「Coding Plan」に限られます。 Coding PlanはProプラン(月50ドル)のみで、5時間ごとに最大6,000リクエスト・週45,000リクエスト・月90,000リクエストまで使え、 Qwenの最新モデルに加えてKimi K2.5やGLM-5、MiniMax-M2.5なども選べます (Alibaba Cloud公式のCoding Planドキュメント)。 以前あったLiteプランは2026年3月20日以降新規購入ができなくなり、4月13日以降は更新・アップグレードも停止されています。 中国国内向けには人民元表記の「Token Plan」(早期割引で月39〜499元)という案内も報じられていますが (Digital Appliedの解説)、 地域によって名称・価格が変わる可能性があるため、詳細は公式サイトで確認するのが確実です。

無料のchat.qwen.aiでも画像生成モデル「Qwen-Image」と動画生成モデル「Wan」がそのまま使え、テキストを含むレイアウトの生成や、 画像をアップロードして動きを指示するだけの動画化に対応しています (Qwen公式のQwen-Image-2.1解説)。 有料のCoding Planと合わせて考えると、チャット・画像・動画は無料、コーディングエージェントとしての本格利用は有料、という切り分けです。

編集メモ チャット自体がずっと無料というのは他社にはない強みで、個人的に触ってみるハードルが低いのはありがたいところです。

09価格早見表とチャートで見る10サービス

ここまでの10サービスを、エントリー有料プランと上位プランで並べ直すと以下のようになります。

汎用AIサブスク10社 早見表
サービス提供元無料エントリー有料上位プラン特徴
ChatGPTOpenAI(米)$0$8$100〜200ディープリサーチ・Codex
GeminiGoogle(米)¥0¥725¥14,500〜32,0005TBストレージ付帯
ClaudeAnthropic(米)$0$17〜20$100〜200Claude Code・タスク委任
PerplexityPerplexity(米)$0$20$200検索特化・Model Council
GrokxAI(米)$0$10$300X連携・Grok Bot
CopilotMicrosoft(米)$0単体無料版なし$9.99M365 Personal経由$30/人Office製品に統合済み
Vibe旧Le ChatMistral AI(仏)$0$14.99Enterprise(要見積り)チャットからエージェントへ移行
Venice.aiVenice(米)$010プロンプト/日$18$200無検閲・複数モデル横断
MiMoXiaomi(中)$0チャットのみ従量課金制従量課金制API・コーディング中心
QwenAlibaba(中)$0チャットは無料のみサブスクなし$50Coding Plan Proチャット無料・Coding Planは開発者向け

エントリー有料プランの月額(米ドル)

$0$5$10$15$20

Gemini
AI Plus
$4.99
ChatGPT
Go
$8
Copilot
(M365 Personal)
$9.99
Grok
SuperGrok Lite
$10
Vibe
Pro
$14.99
Venice.ai
Pro
$18
Claude
Pro(月払い)
$20
Perplexity
Pro
$20

Geminiは公式サイトのJPY表示をUSD換算値($4.99)で掲載。MiMoは従量課金制、Qwenはチャット自体に有料プランがないため対象から除外。各社公式サイト・上記引用元をもとに作成。

エントリー価格だけで見るとGeminiのAI Plusが最も安く、ClaudeとPerplexityのPro(ともに月20ドル)が最も高くなります。 一方で上位プランはGrokのSuperGrok Heavy(月300ドル)が最高額で、ChatGPT・Claude・Perplexity・Venice.aiは月200ドルで揃うという構図です。

10できることを比較する——コーディング・画像・動画

価格が近いサービス同士でも、コーディング支援や画像・動画生成にどこまで対応しているかは大きく異なります。ここまで各サービスの説明で触れた内容を、 横並びで整理しました。

コーディング・画像生成・動画生成の対応状況
サービスコーディング画像生成動画生成その他の主な機能
ChatGPTCodex(エージェント型)GPT Image(チャット内蔵)Sora統合(Plus:720p、Pro:1080p)ディープリサーチ・プロジェクト・カスタムGPT
Geminiコード実行・エージェント機能Nano Banana(Pro上位版あり)Veo 3.1(Pro/Ultra、最大4K)5TBストレージ・Deep Research
ClaudeClaude Code(強み)・Computer Use非搭載(意図的な設計判断)非搭載Artifacts(SVG/コードで可視化)
PerplexityPerplexity LabsPro以上(複数モデルから選択、個人利用限定)Pro/Max向けに2026年追加Model Council・Perplexity Computer
Grok一般的なコード生成Grok Imagine(有料会員限定)Grok Imagine内で対応Grok Bot(常時稼働エージェント)
CopilotGitHub Copilot(別製品)Image Creator(GPT-Image-1.5)Clipchamp連携・Video OverviewsOfficeアプリ統合・Brand Kit
VibeVibe CodeモードFlux Pro(Black Forest Labs)記載なしWeb検索統合・Canvas・Pixtral Large
Venice.ai対応(複数モデル経由)Pro以上(1,000枚/日など)Pro+以上(Sora/Kling/Runway等)複数プロバイダーのモデルを横断利用
MiMoMiMo Code(OSS)理解が中心、生成の記載なし理解が中心、生成の記載なし音声合成(TTS)・1Mコンテキスト
QwenCoding Plan経由(Pro $50)Qwen-Image(無料)Wanモデル(無料)ドキュメント処理・Web検索・Artifacts
画像・動画生成を自前で持つかどうかは会社ごとの判断が分かれ、Claudeのように意図的に持たない例もある。

11表現規制の強さを比較する

もう一つ会社ごとの差が大きいのが、性的・暴力的な表現やセンシティブな話題に対する規制の強さです。同じ「チャットAI」でも、 運営方針や規制の根拠はかなり異なります。

表現規制の傾向(厳格な順)
サービス傾向根拠・特記事項
Claude厳格児童の安全に関する保護方針が厳しく、ディープフェイクのリスクを理由に画像・動画生成自体を搭載していません
Copilot厳格Office製品と一体化した法人利用が前提で、Microsoftのコンテンツポリシーに準拠
ChatGPT標準〜厳格検証済み成人向けに性的表現を許可する「アダルトモード」を計画していましたが、未成年アクセス等への懸念から2026年3月26日時点で無期限保留
Gemini標準〜厳格Googleの利用規約に基づく安全フィルターを適用(個別の運用詳細は非公開)
Perplexity標準生成した画像の利用範囲を個人向けプランでは非商用に限定するなど、利用条件面での制約が中心
Vibe標準フランス・EU圏の企業として運営。個別の規制方針は限定的にしか公開されていません
MiMo・Qwen法規制による制約中国の「生成AIサービス管理暫定弁法」(2023年8月15日施行)に基づき、国家体制への转覆をあおる内容や分裂主義的な表現などを生成しないことが法的に義務付けられています
Grok緩い(過去に問題化)2025年に実在人物を性的に加工した画像が問題化し、2026年に有料会員限定化・フィルター強化へ転換
Venice.ai最も緩い(意図的)「Uncensored AI」を掲げ、意図的に規制を弱めていることを特徴として公言

Claudeは児童の安全に関する方針が特に厳格で、検閲や偽情報目的での利用も認めていません (Anthropic公式のAI policyページ)。 対照的にOpenAIは、年齢確認を済ませた成人向けに性的表現を許可する「アダルトモード」の導入を2026年1〜3月に検討していましたが、 未成年のアクセスやAIへの依存への懸念から2026年3月26日時点で無期限保留となっています (Gizmodoの報道)。 Venice.aiのように規制の緩さを特徴として打ち出す会社もあり、両極端です。 Grokは2025年に実在人物の画像を性的に加工できてしまう問題が表面化し (Wikipedia「Grok sexual deepfake scandal」)、 2026年に入って規制を強める方向へ転換した経緯があります。中国のMiMo・Qwenは、企業の自主的なポリシーというより 法規制(DWTの解説) に基づいて政治的に敏感な表現が制限されている点が、他の8サービスとは異質な特徴です。

12今後の展望

2026年に入ってからの動きを振り返ると、GoogleはAI Ultraの価格を大幅に引き下げ、MicrosoftはCopilot単体プランを終了してOffice製品へ統合し、 MistralはLe ChatをエージェントのVibeへ看板を変えました。値下げ・統合・チャットからエージェントへの機能転換が同時進行している状況です。 OpenAIのPro(月200ドル)のように、需要が供給を上回って新規受付を止める場面も出てきており、価格や提供形態の変動はしばらく続きそうです。 画像・動画生成をどこまで自前で持つか、表現規制をどこまで緩めるかという判断も会社ごとに分かれたままで、 ChatGPTのアダルトモードの保留やGrokの規制強化を見ると、この線引きはしばらく揺れ動きそうです。 複数のサブスクを併用している開発者の方にとっては、当面は各社の値下げ・統合・機能面の動きを追いかけておく必要がありそうです。

参考資料・情報源