iPhone 18 Proの性能向上:A20 Proチップと冷却システム

新型iPhone 18 ProおよびPro Maxモデルは、Appleが「スマートフォン初の2nmチップ」と称するA20 Proチップを搭載しています。Appleの発表によると、このチップはiPhone 17 Proに搭載されていたA19 Proチップと比較して、CPU性能が最大20%、グラフィック性能が最大40%向上しているとのことです。

「iPhone 18 Proはシングルコアで24%、マルチコアで26%の性能向上を達成しています。」

実際にベンチマークテストを実施したGizmodoのRaymond Wong氏の報告では、Geekbench 7のCPUベンチマークにおいて、iPhone 18 Proのシングルコアスコアが4,027、マルチコアスコアが11,540を記録しました。これはiPhone 17 Proと比較して、シングルコアで24%、マルチコアで26%の向上に相当します(出典)。

項目 iPhone 18 Pro iPhone 17 Pro 向上率
シングルコア 4,027 3,258 24%
マルチコア 11,540 9,167 26%

さらに、iPhone 18 Proモデルには、iPhone 17 Proモデルの3倍の大きさとなる改良されたベイパーチャンバー冷却システムが搭載されています。これにより、A20 Proチップがピーク性能をより長く維持できるよう熱を効率的に放散することが可能です。

Wong氏は、4K 60fpsビデオ撮影時でもデバイスが熱くなることはなかったと報告しており、熱管理の改善は目覚ましいと感じます。高性能なSoCを長時間安定して動かせるのは、ゲームや重いアプリケーションを使うエンジニアにとって非常に嬉しいポイントですね。

バッテリーと充電の進化、Dynamic Islandの改善

iPhone 18 Proモデルは、全般的にバッテリー持続時間が向上しており、特にiPhone 18 Pro Maxは前モデルと比較して顕著な伸びを見せています。Appleのオフラインビデオ再生の測定基準では、iPhone 18 Pro MaxはiPhone 17 Pro Maxよりも最大15%長くバッテリーが持続します。また、急速充電も進化し、50%までの充電が20分から15分に短縮されました。

Tom's Guideのバッテリーテスト結果も公開されており、iPhone 18 Pro Maxは18時間27分を記録し、iPhone 17 Pro Maxの17時間54分を上回りました(出典)。

  • OnePlus 15: 25時間13分
  • iPhone 18 Pro Max: 18時間27分
  • iPhone 17 Pro Max: 17時間54分
  • Galaxy S26 Ultra: 16時間40分
  • iPhone 18 Pro: 16時間17分
  • iPhone 17 Pro: 15時間21分

これらの数値を見ると、iPhone 18 Pro Maxのバッテリー持続時間の向上が特に顕著であることが分かります。また、地味ながら便利な改善として、iPhone 18 ProモデルではDynamic Islandがわずかに小さくなり、同時に3つのLive Activitiesをサポートできるようになりました(これまでは2つまで)。

9to5MacのChance Miller氏は、2つのLive Activitiesが同時に実行されている場合、Dynamic Islandの右側に表示される2つ目のLive Activityがより多くの情報を表示できるようになった点を評価しています(出典)。これは、複数の情報をリアルタイムで確認したいユーザーにとっては非常に役立つのではないでしょうか。

初日アップデートの必要性と注意点

MacRumorsの報告によると、iPhone 18 ProおよびPro Maxの購入者は、デバイスのセットアップ時にソフトウェアアップデートのインストールが必要になるとのことです(出典)。出荷されるiOS 27のバージョンは24A427または24A8428ですが、正式リリース版のiOS 27はバージョン24A437であるため、初期設定の段階でアップデートが求められるでしょう。

これは購入後すぐに最新のOS環境で利用するために必要なステップですので、頭に入れておく必要があります。新しいデバイスを手に入れた時のワクワク感の中で、少し手間はかかりますが、セキュリティや機能面で最新の状態に保つためにも重要な作業です。

今回のiPhone 18 Proは、デザインの大きな変化こそないものの、内部のチップや冷却、バッテリーといった基本性能を堅実に、かつ大幅に向上させてきた印象です。特に2nmプロセスチップや改良された冷却システムは、AI処理やグラフィックを多用するこれからのスマートフォンにおいて、非常に重要な進化だと感じます。パフォーマンスの安定性は、日々の開発作業や個人プロダクトのテストにも直結するため、個人的にはかなり注目しています。