ゴールドマン・サックスがApple目標株価を修正

米投資銀行ゴールドマン・サックスは、2026年7月31日にApple株(AAPL)の目標価格を従来の370ドルから360ドルへ引き下げました。これは、Appleが発表した翌四半期におけるiPhoneの供給制約に関するガイダンスを受けたものです(出典)。

数日前には340ドルから370ドルへと目標価格を引き上げていたため、今回の修正は市場にやや驚きをもって受け止められました。しかし、360ドルという新たな目標価格も、2026年5月時点の340ドルからは上昇しており、アナリストらはAppleが成長を継続するための正しい一歩を踏み出していると考えているようです。

Appleが翌四半期のiPhone需要を満たせないというガイダンスが、ゴールドマン・サックスの目標株価下方修正の主な理由です。

他投資銀行も目標価格を調整

ゴールドマン・サックスだけでなく、他の大手投資銀行もAppleの目標株価を修正しています。

  • JPモルガン:2026年7月31日に、2027年12月までの目標価格を345ドルから微調整しました(出典)。
  • モルガン・スタンレー:サービス部門の成長鈍化とメモリコストの上昇を理由に、目標価格を364ドルから360ドルに引き下げました(出典)。

これらの動きを見ると、Appleの成長には期待が集まるものの、サービス部門の成長ペースや部品供給といった複数の要因が、投資家の見通しに影響を与えていることが伺えます。特に、為替レートの変動は海外製品のコストに直結するため、部品価格の高騰は気になるところですね。

Appleの強みと課題

Appleは直近の四半期決算で過去最高の収益を記録し、有料サブスクリプション数が15億件を突破するなど、引き続き堅調な事業成長を見せています(出典)。

しかし、投資銀行のアナリストが指摘するように、いくつかの課題も浮上しています。各社の指摘をまとめると、以下の表のようになります。

項目 ゴールドマン・サックス JPモルガン モルガン・スタンレー
目標株価 370ドル → 360ドル 345ドルから微調整 364ドル → 360ドル
主な理由 iPhone供給制約 - サービス成長鈍化、メモリコスト上昇
強み 継続的な成長への取り組み - iPhoneの堅調さ
懸念点 短期的な株価下落 - サービス、粗利益率の圧力

サービス部門は以前からAppleの成長ドライバーとして注目されてきましたが、その伸びが鈍化しているとなると、新たな収益源や戦略が求められる時期に来ているのかもしれません。私自身も個人プロダクトをいくつか運営しており、サービスの成長戦略やコスト管理には常に頭を悩ませているので、Appleのような巨大企業でも同じような課題に直面するのだと感じます。