iOS 27の新機能、現行ベータ版に未搭載の5点が判明
2026年7月30日、9to5Macが報じたところによると、今年秋に一般リリースされる予定のiOS 27について、現在公開されているベータ版にはまだ実装されていないものの、複数の新機能が今後追加される可能性が浮上しています。この情報は、Bloombergのマーク・ガーマン氏がWWDC前のレポートで予測していた内容に基づいているとのことです。(出典)
今回のリーク情報で明らかになった機能は、iOS 27の正式リリース時、またはそれ以降のアップデートで提供される可能性があり、特にAI関連の深化は注目に値します。
現行のiOS 27ベータ版では、SiriがOpenAIのChatGPTと統合されていますが、ガーマン氏のレポートでは、さらに多様なサードパーティチャットボットがSiriと連携する可能性が指摘されています。AppleはすでにClaudeやGeminiとのテストも行っているとのことで、ユーザーはSiriの「検索または質問」ビューで、これらのチャットボットを切り替えて利用できるようになる見込みです。AIとの連携強化は、日々の開発作業においても強力なアシスタントとして機能しそうで、PythonとTypeScriptで書かれたスクリプトのデバッグや新しい機能の実装に役立つのではないかと期待しています。
| 機能 | 現状(iOS 27ベータ版) | 予測される将来の追加機能 |
|---|---|---|
| Siriのチャットボット統合 | ChatGPTのみ | Claude, Geminiなど複数のサードパーティ製チャットボット |
| Healthアプリ | 一部機能 | 血糖値追跡改善、カメラでのワークアウト監視AI機能 |
| 画像・テキスト生成AI | ChatGPTのみ | Claude, Geminiなどサードパーティ製Agentプロバイダー |
| カメラアプリ | 新Siriモード | フルカスタマイズ可能なインターフェース(ウィジェット) |
| マルチタスク(iPhone Ultra) | 多くのAppleアプリが横向き対応 | 折りたたみ式iPhone Ultra向けサイドバイサイドアプリマルチタスク |
ヘルスケア機能の進化とサードパーティAIの開放
Healthアプリは、以前は「Mulberry」と呼ばれた総合的なヘルスコーチサービスとして計画されていたAI機能が、iOS 27のアップデートで追加される見込みです。これには、血糖値関連の追跡機能の改善や、デバイスのカメラを使ってユーザーのワークアウトを監視する機能などが含まれるとされています。
これらの機能は、初期のiOS 27リリースには含まれず、後日発表される可能性があるとのことです。(出典)
Appleはまた、Image PlaygroundやWriting Toolsなどの画像・テキスト生成AI機能についても、サードパーティのAgentプロバイダーに開放する計画を進めているようです。現在これらの機能はChatGPTを利用していますが、将来的にはApp Storeからインストール可能な形でClaudeやGeminiといった代替サービスも利用できるようになるでしょう。
これは、個人プロダクトでLLMを活用しているエンジニアにとって、利用できるAIモデルの選択肢が広がる点で非常に魅力的な動きだと感じます。GCPを主軸に使っている私としては、Cloud AIの機能と組み合わせることで、より高度なアプリケーションを構築できる可能性に胸が高まります。
カメラアプリのカスタマイズと折りたたみ式iPhoneへの対応
カメラアプリのインターフェースも、iOS 27で大きく変わる可能性があります。ユーザーが自分の好みに合わせてコントロール(ウィジェット)を選択し、インターフェース上部に配置できるよう、完全にカスタマイズ可能になると報じられています。現行ベータ版では新しいSiriモードが追加されたものの、このカスタマイズ機能はまだ実装されていません。
この機能は、iPhone 18 Proの発表と同時に登場する可能性も示唆されています。(出典)
さらに、ガーマン氏は、iOS 27が将来登場すると噂される折りたたみ式iPhone Ultraのために設計された新機能をもたらすと述べています。多くのAppleアプリがiOS 27で横向きモードをサポートするようになったのは、この大画面の折りたたみ式デバイスへの布石と考えられます。
iPhone Ultraが登場した際には、サイドバイサイドでのアプリのマルチタスク機能が利用可能になるでしょう。この新しいフォームファクタでのアプリ開発は、UI/UX設計において新たな挑戦となりそうです。
その他の新機能としては、iOS 27でアラームの音量と着信音の音量が別々に設定できるようになる点が挙げられます。(出典) また、Apple Mapsの「Suggested Places」機能が強化され、より多くの場所が推奨されるようになるようです。(出典)
これはかなり衝撃的なニュースです。特にサードパーティ製AIの開放は、Appleが提供するエコシステム内でAIの選択肢が広がることを意味し、開発者にとっては非常に大きなメリットだと感じます。Claude Codeをバイブコーディングに使っている私としては、iOSアプリ開発でも同様のフローが実現できることに期待しています。
開発者向けAI活用の可能性とハードウェアへの影響
Siriや画像・テキスト生成AIにサードパーティのチャットボットが統合されることは、開発者にとって新たなビジネスチャンスをもたらします。独自のAIエージェントを開発し、App Storeを通じて提供できるようになれば、iOSエコシステム内でのAIサービスの競争が活性化されるでしょう。
これは、ローカルLLMを自作PCで動かしている私のような個人開発者にとっても、新しい市場が拓かれることを意味します。GCPを使い、バックエンドで様々なLLMを切り替えるようなシステムを構築している身としては、iOSのフロントエンドと連携できることは非常に魅力的です。
カメラアプリのカスタマイズ機能は、特に写真・動画関連のアプリを開発している方にとって、ユーザー体験を向上させる新たな道を開くでしょう。また、iPhone Ultraのような折りたたみ式デバイス向けマルチタスク機能の登場は、今後のハードウェアトレンドと密接に結びついています。高性能なGPUを搭載した自作PCでAIモデルを動かすように、モバイルデバイスでもよりリッチなAI体験が求められる時代が来るのは必然と感じます。
RTX 3090を搭載した自作PCでStable Diffusionを動かしている私としては、モバイルデバイスにおけるGPU性能の進化にも注目しています。為替の動きにもよりますが、最新のiPhoneがどのようなハードウェアを搭載してくるのか、気になるところです。