フォルダブルiPhone、2,000ドル超えの公算大
Weibo 上の有力なリーカー「Fixed Focus Digital」によると、今秋発売予定の iPhone 18 Pro ラインナップとフォルダブルiPhone は、従来の想定よりも高い価格で投入される可能性が高いと述べています。特にフォルダブルiPhone は、当初予想比で 10~20% 程度の値上げ が見込まれるとのことです。(出典)
Bloomberg の Mark Gurman 氏は、フォルダブルiPhone が米国で「2,000ドルの壁を超える」と報じており、これは現行の iPhone 17 Pro Max(2TB モデル)の1,999ドルを上回ることになります。(出典)
複数のリーカーや分析家の予測を踏まえると、フォルダブルiPhone は2,000~2,500ドルの間に落ち着く可能性が高いと見られています。
著名なアナリスト Ming-Chi Kuo 氏は、フォルダブルiPhone の価格が2,000ドル以下にはならないと考えており、2,500ドルを超える可能性すら指摘しています。(出典)さらに 10~20% の追加値上げが実現すれば、最も安い見積もりでも2,099ドルを大きく上回り、ストレージ容量の大きいモデルは 3,000ドルを超える可能性 も出てきます。
iPhone 18 Pro も11~20%の値上げが現実的
フォルダブルiPhone だけではなく、通常の iPhone 18 Pro シリーズも価格上昇の対象になる見通しです。別のリーカー「Digital Chat Station」は、iPhone 18 Pro が値上げを避ける可能性は「極めて低い」と述べています。(出典)
中国市場を基準にした分析によると、以下のような価格推移が想定されています:
| 機種 | iPhone 17 Pro(中国) | 予想される iPhone 18 Pro(中国) | 値上げ率 |
|---|---|---|---|
| Pro | 8,999元 | 9,999元 | 約11% |
| Pro Max | 9,999元 | 10,999~11,499元 | 約15~20% |
Apple は歴史的に中国と米国の価格設定をほぼ比例させてきた傾向があります。中国市場での 11% の値上げが米国にも適用されると、iPhone 18 Pro の米国での開始価格は現在の 1,099ドルから 約1,220ドル に跳ね上がることになります。(出典)
更に急進的な予測もあります。リーカーの「Instant Digital」は、iPhone 18 Pro Max の256GB モデルが中国で10,999~11,499元に設定される可能性を示唆しており、これが米国に適用されると、256GB モデルは 1,300~1,400ドル の範囲に収まる可能性があるとしています。
現在の iPhone 17 Pro Max(256GB)が1,199ドルであることを考えると、かなり大きな引き上げになります。(出典)
部材コスト上昇が価格引き上げの背景
これらのリーカーの予測は、最近報じられている iPhone 18 Pro の製造コスト上昇 とも一致しています。研究機関 TechInsights の分析によると、Apple は iPhone 17 Pro の12GB DRAM に約39ドルを費やしていた一方で、iPhone 18 Pro では 145ドル に跳ね上がる可能性があると推定されています。(出典)
DRAM 費用だけで約 3.7倍のコスト増は、デバイス全体の部材費(BOM)をおよそ25%押し上げる要因になっていると考えられます。
特に高性能な AI チップや新世代の GPU、メモリ要件の増加が、コスト増の主な原因と見られます。これは、ローカル LLM やコンピュータビジョン関連の機能を iPhone に統合する動きとも関連している可能性があります。エンジニアの視点では、こうした先進的なオンデバイス処理能力の実装には、相応の部材費が必ず伴う事実を改めて感じます。
現在のところiPhone の値上げは発表されていない
興味深いことに、Apple は2026年6月25日に Mac や iPad 向けの価格値上げを発表しましたが、現行の iPhone モデル(iPhone 17 Pro を含む)に対する価格引き上げはまだ発表されていません。(出典)
これは、9月の新型 iPhone 発表時に初めて価格引き上げを打ち出す戦略を取っている可能性を示唆しています。Tim Cook CEO が以前、供給チェーンの課題などを理由に「コスト上昇への対応」を示唆していたことを考えると、今回の価格上昇は予想されていた展開ではありますが、予想以上に上げ幅が大きい可能性が浮上したことになります。