前モデルの問題が新型にも—内部情報者が警鐘
2026年6月15日、Weibo(中国版SNS)で信頼度の高い情報筋「Fixed Focus Digital」が、iPhone 18 Pro に関する新たな情報を投稿しました。同筋は iPhone 18 Pro が「アルミニウム合金フレームを継続採用する」ことを確認した上で、放熱性能は「確かに優秀」と評価する一方で、新色オプションの塗装剥がれリスクに対して注意を促しているとのことです。
iPhone 18 Pro は前モデルと同じアルミ合金を採用し続けるが、新色での塗装問題に要警戒。
これは単なる技術的な指摘ではなく、すでに多くのユーザーが経験した実際の問題の繰り返しを懸念するものです。
iPhone 17 Pro で何が起きたのか—タイタニウムからアルミへの転換がもたらした課題
過去2年間、iPhone Pro シリーズはチタニウムフレームを採用していましたが、iPhone 17 Pro(2025年9月発表)で初めて アルミニウム合金フレームへと素材変更されました。この決定は、放熱性の向上という利点をもたらす一方で、予期しない耐久性の問題を引き起こしました。
ユーザーから報告されたトラブルは複数あります:
- 表面のチップング・スクラッチ:特に Dark Blue と Cosmic Orange モデルで、店頭展示品でも数日以内に目立つキズが見られたとの報告(出典)
- カメラ周辺の脆弱性:YouTuber JerryRigEverything による耐傷試験で、カメラ部分の段差(raised, unchamfered edges)が特に脆く、キズが入りやすいことが判明(出典)
- カラーシフト(色褪せ):Cosmic Orange モデルで特に、フレームがローズゴールドやピンク色へと経時変化する現象が報告され、Apple Support による交換対応につながるケースも発生(出典)
Apple は表面のチップングを「アルミ合金の本質的な特性」および「正常な摩耗」として、保証対象外と判断している。
Apple ユーザーの間では、これらの問題を報告しても、カスタマーサポートから「アルミニウム合金素材の固有の特性」や「通常の劣化」として扱われ、修理保証の対象外とされることが多いとの不満が上がっています。固Focus Digital が指摘するところでは、Apple はこうした設計上の弱点を認識していながらも、iPhone 18 Pro でも同じ設計アプローチを継続する見通しだというのです。
iPhone 18 Pro の新色ラインアップ—Dark Cherry がシグネチャーカラーに
Focus Digital などの情報筋によれば、iPhone 18 Pro は 4つの新しいカラーオプションを用意する見通しです(出典):
| カラー名 | 説明 | 前モデルとの比較 |
|---|---|---|
| Dark Cherry | 深いワイン色、かなり落ち着いた赤系 | Cosmic Orange より地味で保守的 |
| Light Blue | 明るい青系 | 新規色 |
| Dark Gray | 濃いグレー | ほぼ黒に近い可能性 |
| Silver | シルバー | 継続色 |
2年連続して黒色オプションが廃止される見通しで、ユーザーの選択肢は限定的になりそうです。新しいシグネチャーカラーとなる Dark Cherry は、前年の Cosmic Orange(大きな批判を呼んだ色)よりも控えめな色合いとなるとのことですが、同じアルミフレーム、同じ塗装プロセスである限り、新色にも同じリスクが内在すると Fixed Focus Digital は警告しています。
アルミフレームの「トレードオフ」—放熱か耐久性か
アルミニウム合金フレームがもたらすメリットは確かに存在します。何より、放熱性能の向上は、スマートフォンの発熱制御に直結する実用的な利点です。GPU やプロセッサの性能が向上する中で、廃熱管理の重要性は増していますし、エンジニアの立場からすると、この判断は理解できる面があります。
しかし同時に、塗装の剥がれやカラーシフトといった問題は、ハードウェアレベルの素材特性に起因するもので、ソフトウェア更新では解決不可能な構造的な課題です。iPhone 17 Pro の例を見ると、Apple がこの問題に対して実質的な改善策を用意できていないことが明らかになっています。
アルミ合金は放熱性が優秀だが、表面の塗装に関しては前世代のチタニウムほどの耐性がないという根本的なトレードオフを抱えている。
iPhone 18 Pro 購入を検討する際の留意点
エンジニアの方や技術に詳しいユーザーは、以下の点に注意する必要があります:
- 新色購入時は長期保証の検討を:Cosmic Orange の過去事例に照らすと、特に鮮やかな色ほどカラーシフトのリスクが高い可能性があります。新色の Dark Cherry や Light Blue の耐久性は、発売後の実ユーザーレポートを待つ方が賢明です
- カメラ部分の保護が重要に:耐傷試験の結果、カメラプラトーが最も脆いポイントであることが明らかになっているため、保護ケースやガラスフィルムの装着が必須になるでしょう
- 修理対応の事前確認を:Apple Support がチップングを保証外と判断した例が多いため、購入前にカスタマーサービスに「このような傷は対象になるか」を確認しておく価値があります
たとえ高い製品であっても、製造上の弱点がある可能性を念頭に置いて、自衛策を講じることが重要だと感じます。